現在、2歳5か月と8か月の姉妹の子育てをしてることりです。
実は3人の子どものママで、天使ママでもあります。
冬の寒い朝、生後2か月の第一子は目覚めたら息をしていませんでした。
原因は乳幼児突然死症候群(SIDS)と呼ばれる病気でお空へいきました。
日本では毎年約100人ほど、この病気で赤ちゃんが亡くなっています。
二度と悲しい思いをしないよう、長女・次女に行った自宅でできる対策をご紹介します。
乳幼児突然死症候群(SIDS)ってなに?
えっ!赤ちゃんが突然亡くなる病気!?
健康だった赤ちゃんが寝てる間に突然亡くなってしまい、原因も分からない病気のこと
そんな怖い病気があるんです。
SIDSの予防方法は?
残念ながらSIDSの予防方法はまだ確立されていません。
しかし、3つのポイントを守るとSIDSの発症率が低くなるというデータがあります。
- 1歳になるまでは、寝かせるときはあおむけに寝かせましょう
- できるだけ母乳で育てましょう
- たばこをやめましょう
この3つを踏まえた上で、第二子・第三子に対策した方法を書いていきます。
できる限りのSIDS対策 ことり家Ver.
SIDSで子どもを失わないために、できる限りの5つの対策をしました。
- 1歳になるまで、あおむけで寝かせる
- できるだけ母乳で育てる
- たばこをやめましょう
- ベビーセンサーを使う
- ベビーベッド使用・空調を整える
1歳になるまで、あおむけで寝かせる
長女は1歳までベビーベッドで寝てました(1歳から布団へ)
現在8ヵ月次女はベビーベッドで寝てます
長女は生後3か月で寝返りをしはじめ、寝返り返りができない時期は本当に心配でした。
気がつくとうつ伏せで寝てる…むしろうつ伏せを好んで寝てる気が…
あおむけで寝かせるってムリな気が…
あとで出てきますがベビーセンサー(Owlet Smart Sock3)のおかげで、少し安心して眠ることができました。
いまはうつ伏せになったら教えてくれるベビーセンサーも売ってます!
うつ伏せ寝が心配なママパパには心強いベビーセンサー
できるだけ母乳で育てましょう
母乳出ない人には、この言葉は辛いですよね。
母乳育児を目指しましたが出ません
母乳1:ミルク9の割合でミルクに頼りました
月経が再開したこともあり長女は生後9ヵ月、次女は生後5ヵ月で完全ミルクで育てました。
できる限りの行った母乳対策
- 母乳外来に通ったり、おっぱいマッサージ
- ハーブティーを飲む
- 水を1日2L摂取
- 粗食を食べる
- 鍼灸院に通う
この中で一番効果があったのは鍼灸院に通うこと(効果は数日)
直母測定(10~15分の授乳)で通常10g→25gへ
SIDSの予防でも母乳育児が推奨されているのに、母乳が出なくて本当に気持ちが不安定になりました。
できる限りの事をしましたが、母乳は出ませんでした。
たばこをやめましょう
夫婦ともにたばこは吸いません。
夫は元喫煙者
結婚を機に自宅での喫煙を止め、会社で数本吸う程度でした。
子どもを亡くした後はきっぱり止めました。
ベビーセンサーで寝てる赤ちゃんをモニタリング
SIDS対策を調べるうちに、ベビーモニターとは異なる赤ちゃんの心拍・酸素飽和度をモニタリングするベビーセンサーがあることを知りました。
アメリカではSIDSで亡くなってしまう赤ちゃんが日本より多いです。
アメリカで販売されてるOwlet Smart Sock(ウォレットスマートソック)というベビーセンサーを購入しました。
長女は第2世代
次女は第3世代を使いました
このセンサーを使う事のメリットは…
- 睡眠中の心拍数・酸素飽和度を測定
- 足に巻き付けるタイプで外れる可能性が低い
- 専用アプリでリアルタイムの数値が分かる
- コードレス
娘は1歳まで、次女は今も使ってます(ただいま生後8カ月)
生後8カ月頃から、朝起きるとソックのマジックテープを外すようになりました
Wi-Fiが使えない状態でも、アプリが見れないだけでベビーセンサーとして十分使えます
帰省時のフェリーの中(当時3か月) 家族旅行(当時6か月)
しばらく使ってるとアラームの色・音で何が原因で鳴ってるか分かるように!
ベビーベッドを使用し、寝室環境を整えた
長女1歳まで
- 夫婦:ベッド
- 長女:ベビーベッド
次女
- 私+長女:布団
- 次女:ベビーベッド
6畳の寝室です
夫はうつ病(回復期)で睡眠確保するため別室です
夏のエアコンは26℃設定
冬はオイルヒーターと加湿器で、屋内温度が23℃、湿度40%でした
賃貸の集合住宅はこれが限界でした
長女生後9ヵ月、一度だけピンチがありました!
長女:生後9ヵ月
ベビーセンサー:Owlet Smart Sock2(1つ前の世代です)
いつも通り長女を寝かしつけました。
23時すぎ、私もベッドに入りウトウトしていたら、突然Owlet Smart Sock2のレッドアラームが鳴りました。
電気もつけず、すぐに娘を抱きかかえると、すーすーと眠っていました。
アプリを確認したところ、酸素飽和度(SpO2)が80%を下回ったためアラームが鳴りました。
その時のアプリの画面
〇〇(娘)の酸素レベル低下
酸素飽和度(SpO2)が80%を下回った 2020年1月12日23:39
慌てて長女を抱きかかえると、すーすー寝息をたて眠ってました。
ソックを確認したけどきちんと履いてたよ
後にも先にも長女にレッドアラームが鳴ったのはこの時だけ。
普段から誤作動が少ないベビーセンサーです。
このアラームが長女の危機的な状態だったか判断できませんが、長女は無事に成長してくれてます。
別室でテレビを見ていた夫はアラーム音に気が付きませんでした
近くにいない時、スマホはNoマナーモード‼
まとめ
乳幼児突然死症候群(SIDS)の確実な予防方法はまだありません。
5つの対策を行った効果か分かりませんが、現在、長女は2歳5か月、次女は生後8か月になりました(2021年9月)
SIDSの好発年齢といわれる生後2か月~6か月を超えることができました。
次女は1歳までこの対策は続けます
娘たちが無事に成長してくれることが嬉しいですし、本当に幸せです。
日本では出生6,000~7,000人に1人、毎年100人近い(平成29年は77人)赤ちゃんがSIDSで亡くなっています。
特に寒い冬はSIDS起こりやすいと言われ、毎年11月が対策強化月間になっています。
心配なママパパがこの記事を読んで、少しでも参考になったら嬉しいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!